下蒲刈は江戸時代、瀬戸内海の交通の要衝として、
本陣と番所が置かれていた歴史的な場所です。
松濤園は、当時の代表的な商家や町家を、
資料館や美術館にした4つの建物から成り立っています。
まずは陶磁器
が展示されて
いる旧木上邸
へ。
展示物の陶磁
器は撮影禁止
です。
2階の窓から
瀬戸内海が
見える。
次は、ユネスコ記憶遺産に指定されている
ご馳走一番館へ
ご馳走というと食べ物を連想させますが、
ここは、朝鮮通信使の資料館です。
石人が配された庭園も見どころのひとつ。
朝鮮通信使は、江戸時代に来日した朝鮮からの使節団のことで、
国交回復を果たした後は、江戸時代の260年に渡り平和な友好関係を
構築する上で大きな役割を果たしました。
下蒲刈が広島藩の接待所と
して、使節団を大歓迎した
様子が展示されています。
ここは本当に見応え抜群なのに、
館内全部撮影禁止。
次はあかりの館へ。
移築旧家に世界の灯火器のコレクションが展示されています。
鑑賞用庭園も素晴らしい。
この引き出し付きの階段、
おばあちゃんちを彷彿とさせるよ。
生活用品の
展示も興味
深く拝見い
たしました。
次は、海上警固を司った御番所。
弓矢鉄砲などの武器が展示されてます。
高山陣屋敷を思い出す。
この高札場が、いかにも番所らしい。
蒲刈番所は残っておらず、これは、
現存する毛利藩の番所を復元したものだそうです。