三浦しをん第22弾
ビロウな話で恐縮です日記
作者のエッセイは、どれも面白く、
衝撃を受けるレベルです。
多趣味で、文楽や漫画(特にBL)、
コミケ好きはファンなら誰もが知るところ
ですが、それら全てが小説やエッセイに
生かされているのが、なんとも合理的!
タイトルは三島由紀夫作品の引用ですが、尾籠とは、
「下品で不潔、礼儀をわきまえない」の意味らしく、
本音や実態をぶちまけた日記にぴったりの命名です。
日々追われる原稿の締切やゲラ校正の隙間?に楽しむ漫画や
ライブ、映画やDVD観賞、友達との談義に大忙しの様子が
飾らない言葉で綴られていて、家族や友人らとの会話から、
彼女を取り巻く人間模様が浮かび上がります。
編集者など仕事関係者みんなが友達なのも作者らしい。
「火宅」と称するおんぼろアパートでの不潔極まりない不摂生な
生活や、次々起こるアクシデントなど、驚きと笑いの連続でした(^0^)
とは言え、彼女は物を書くことを生業とする人だなあ、
としみじみ思う場面が随所に見られます。例えば・・・
奇想天外な夢も、それぞれの夢を細部まで覚えていることも、
妄想が膨らみ続け、止まるところを知らないこと等など。
誰もが受け流してしまう言葉一つに引っ掛かかっては調べて、
考えに考えて、自分なりの答えが出るまでとことん突き詰めるなど、
作者はやっぱり、ただ者ではない!!
さすが!「舟を編む」の作者だね(^_-)