2023年10月31日火曜日

本のお話367 傲慢と善良

 辻村深月 傲慢と善良

本のお話の直近3作とこの作品の計4作
全てに共通するのは、我が子を愛するが
故に間違った関わり方をする親の存在で
した。

同じ親を持つ兄弟姉妹でも、その影響を
強く受ける子供も居れば、親の言いなり
にはならない自立心旺盛な子供も居て、
この物語のヒロインは明らかに前者です
が、そのままでは終わらない・・・

これは婚活アプリで出会い、付き合って2年になる
男女2人の視点で語られるミステリーでした。

あっと驚く展開に引き込まれ、面白さは一度も失速すること
なく加速し続けた先に、驚きの結末が待っていました。

人の心の内を炙り出し、巨細に渡って分析するのは作者の
特徴でしょうか。
多少の理屈っぽさを感じなくもないけれど、この一冊で
早くも辻村ワールドに魅了された私は、すぐに次の長編を
ゲットしました。楽しみだなあ💛

2023年10月30日月曜日

唐子鍵遺跡

長谷寺の後に行ったのは唐子鍵遺跡でした。

弥生時代の環濠集落遺跡で、数々の建物の遺構や出土品が発見され、
国の史跡に指定されたそうです。
近年遺跡公園として整備され、多くの人が訪れるようになりました。

先ずは、この近くの道の駅で腹ごしらえしよう。
食べたのは、豚肉柚子うどんだよ。
柱の跡を建物で覆って保護した史跡館がありました。
弥生時代の柱の一部が残っていて、驚き!!

唐子遺跡のシンボルの楼閣は面白い形をしてます。
池を囲んでいる並木は、紅葉しています。
下の八角形のコンクリートは、太平洋戦争末期に作られた高角砲の台座

絵になる風景を発見!
広場の向こうにコスモス畑がありました。
藤原旧跡よりずっとずっと小さいけれど、華やかな一画が目を引きます。
柿の木とコスモス

ここにも絵になる風景が!
椅子がポイントだね!

お猿さんのショー
通りかかったら、終わるところでした。
右の豚さんは道の駅キャラクターかな?
外国人女性が足にスマホを挟んで器用にこのキャラクターと自撮りしてました。
ここまでインバウンドの波がきた?????

長谷寺②

花手水ではなく、秋桜の植木鉢とおはじきが飾ってある。



藤原定家のお墓がある様なので、参ってきます。
山道を少し歩いて何やら言い伝えのある二股の木の横に3人のお墓がありました。
真ん中が藤原定家のお墓です。
苔生した石段の道
桜や梅の様な花が咲いてます。春みたい。
亀さんが10匹居るよ。わかるかな?

講堂でお茶会が催されていました。
ずらっと皇室の方々が植樹された松が並んでます。
向かいに見えるのは本堂
山や木々が美しいね✨
参道の奈良漬屋さん
この後行ったのはどこでしょう。

長谷寺①

長谷寺に行きました。
ここに来るのは3回目で、前回以来35年ぶり。

長い回廊が特徴です。
牡丹で有名なお寺なので、
左下の城壁の様な区画は牡丹の場所だろうね。知らんけど。
回廊から右手に向かって延びる石段はカフェに続いています。
紅葉前の参拝客が少ない時期だけ、菊階段が見られます。
菊の階段は隙間を縫って通り抜けられるよ。
これを目当てにやってきました。
綺麗だね✨
回廊を上からみたところ。
本堂に上がってきました。
本殿の舞台下の木組みは清水寺みたい。


五重塔が見える
紅葉は色付き始めと言うにはちょっと早いかも。
いい眺めだけど、満開の桜の時期はもっともっと素晴らしい♬
紅葉も綺麗だろうなあ・・・





打ち出の小槌と巾着袋
お金持ちになれそうだね~

長谷寺その2に続く・・・