2023年6月20日火曜日

近江八幡①新町通り&八幡堀

 近江八幡に行きました。

難波駅にいつの間にか据え付け
られた鹿の置物。
こんなの前から有ったっけ?

この近くから高速バスに乗ります。
着きました~近江八幡
時間が無いので、急ぎ足で江戸時代の町並みを残す新町通りを目指します。
近江商人の街だけに、豪商の街、今井町と似てる。
豪商として隆盛を極めた伴伝兵衛宅址↑

朝鮮人街道は、ソウルから江戸までの2000キロの内、近江八幡を含む
地域を通る一部の道を指します。
朝鮮使節団は役人の他、文人や学者など500人を越える団体で、
この辺りは、江戸を目指す彼らの休憩場所となっていました。
文化交流が盛んに行われた歴史があるんだね。

そう言えば☝
朝鮮通信使節団関連の史跡が、鞆の浦にも呉にもあったなあ。
下は近江八幡尋常高等小学校
当時の木造校舎が残っています。
近江商人は、国内に留まらず、
東南アジア貿易にも乗り出したそうです。
伴伝兵衛宅に仕えた後独立し、煙草や麻布の商いから呉服商まで手がけ
活躍した森五郎兵衛の邸宅↓現在非公開で外から見るだけ。
お店になってる古民家もある。
古い町並みは落ち着くね。

この辺り、とっても風情があります。






近江八幡は建築家ヴォーリスの町でもあるんだよ。
もっと時間があれば、ヴォーリス建築群を見て回りたかったなあ。
右上は、ヴォーリス学園、近江兄弟社高校。
重要文化財の旧西川家住宅は「布団の西川」の起源です。
入ってみよう~~下は台所と帳場



展示されていた赤ちゃんのヨダレかけと帽子

西川家は元々蚊帳と畳表の商いで材を成し、300年に渡って栄えましたが、
11代目が亡くなり、終焉を迎えたそうです。
枯山水の庭園

近江八幡は、メンソレータム発祥の地で、
メンソレータムの前身が近江兄弟社です。

ヴォーリスは布教の為の経済基盤を築く目的で
有志らと近江兄弟社を設立しました。

宣教師で英語教師、更に建築士であり実業家って
多才だね~~右下がヴォーリス像
さて、次はどこでしょう~