2021年2月26日金曜日

本のお話339 あの家に暮らす4人の女

 三浦しをん第16弾 あの家に暮らす4人の女

新宿まで電車で10分という郊外の広くて古い
一軒家を舞台に繰り広げられる4人の女性+
1人の老人の物語です。

4人中2人は実の母娘ですが、後の2人は
ひょんな事から一緒に暮らす様になった
下宿人で、共に生活するうちに徐々に家族
の様な絆が育まれていきます。

淡々とした日常の中で起こるアクシデントと
大事件、そしてときめきの出会いが、静かな
物語のスパイスとなっていて、ファンタジー
要素も少なからず入っていました。
そして父不在の家ながら、父親像や父性と
いったものが、テーマとして大きく扱われています。

それぞれが個性的で、とにかく会話が面白い!
互いを思いやるほのぼのとした温もりと作者らしさ満点の
ユーモアが、電車での時間を心地良いものにしてくれました。

東大寺~手向山神社 他

手向山八幡宮
は初めてです。

百人一首の歌
にも詠まれた
あの手向山。
この傷みの激しい年季の入った建物は
重要文化財の様です。野晒し感満載。

ありました、
ありました。
例の歌碑が。





このたびは、ぬさも取りあえず手向山、
もみじの錦 神のまにまに。

東大寺は2月堂の他に、3月堂も4月堂もあるね。
知らなかった💦
右上は手向山神社の重要文化財の古い建物を
裏側から見たところです。
左上は、正倉院の校倉作りの建物を移築したもの。



東大寺大仏殿を外から見るだけ。子供の頃から何度も入ったもんね。
南大門の運慶快慶の金剛力士像。
池と鳥居。ここはいつも通る場所で、
あまりにも見慣れた風景。

ここらで一番早い桜の開花と、かき氷奉納で有名な氷室神社。
今は梅。


さあ帰ろう。
帰り道に通った平城旧跡。
昔はただのだだっ広い野原だったけど、
遣唐使舟など色々と復元されてるよ。
いつも当たり前に通る場所なので、
普段、わざわざ見学に行ったりしないけど、
改めて、世界遺産の宝庫だなあ・・・
と実感した一日でした。

東大寺~二月堂

奈良を半日うろうろ。
夏、入江泰吉旧居に行った折、
目の前に在りながら、暑くて疲れて
行くのを断念した戒壇院辺りを散策
しようと思い立ち、出かけることに。
この石段の上が、戒壇院。
残念ながら、中は見学できず。


芝生の窪地に
鹿さんがいっ
ぱい。赤い梅
と鹿さんたち。
地面に頭を乗
せて寝てる。

梅が見頃です。
右は東大寺の
境内を囲む門。
昔からこんな

の有ったっけ。
「あの木何の木」のモアナルア公園の様な場所があった!
2年前のハワイを思い出す、懐かしいなあ。
土塀の風流なこの道は、入江泰吉氏の写真でもお馴染みです。

2月堂のお水取りの季節だね。
大松明は、34年前に1度だけ見に行きました。
あの時はすごい人出だったなあ。
今はこの通り、
待っていたら、人の居ない場面も撮れるよ。
回廊の屋根の隙間から見える白梅

奈良市街が一望できる高台です。