これは「どんづるぼう」と読みます。
鶴が屯ろしている様に見えるから
なんだって。
その昔、二上山が噴火した際に生じた沈殿物が堆積したものが、
長い年月の間に隆起して風食した凝灰岩の広がる景観です。
宅地造成で、この場所が徐々に浸食されているそうです。
残った所だけは、是非守ってほしいですね。
何しろ数千万年に及ぶ長い歴史が作った景観なのだから。
腹ごしらえは・・・参道にある古民家の釡めし屋さんで。
玄関には、今宮戎の宝船が飾られていました。
色んな釜めしの中から選んだのは、豚の角煮の釜めし。
火を点けて重しを置いてから、待つこと20分。
ここは、當麻寺でした!
梅がちらほら咲き初め
境内は広くて、子院が沢山あるよ
下は本堂
石段を上がったところが、別途拝観料の要る奥院、浄土庭園が素晴らしい。
見事な石庭だ~
お茶室で休憩してから帰ります。
中之坊に行ってみよう~
ここは、陀羅尼助発祥場所だよ
下の釡で陀羅尼助が作られてたんだって
中之坊は中将姫由来の塔頭です
上の井戸は、陀羅尼助を煎じる水を汲んだ井戸
人が居らず、貸し切り状態でした。
當麻寺は子供の頃に来たはずなのに、
どこを見ても既視感が全く無くて、
初めて行ったかの様でした。
裸の桜の木がたくさんあって、春はさぞかし綺麗だろうね。
次は、桜の春か、紅葉の秋に来てみたい。何年後かに。