2018年3月7日水曜日

本のお話272 英雄の書

宮部みゆき第19弾 英雄の書


my過去の投稿を辿ると、宮部作品は、
2年近く前の「ソロモンの偽証」以来でした。
・・・もうそんなになるか。
ミステリーと思って買ったら、意外にも
ブレイブストーリーを彷彿とさせる
ファンタジーでした。
これも、大冒険スペクタクルファンタジー
と言えそうです。

ストーリーは一応の決着を見せますが、完全には
解決しておらず、中途半端だなあと思っていたら、
案の定、次に引き継がれる形のラストとなりました。

どちらかと言うと大人向けのファンタジーで、ブレイブストーリー
の様に単純明快ではなく、物語の抽象性が少々難解です。
そこがこの作品の魅力、と取れないこともないけれど。
感想はまあまあで、悪くはない。

私が真のファンタジー好きなら、もっと絶賛できるのですがね(^_-)-☆