これは、時間潰しに持ち込んで最初から
最後まで読み切った後、まだまだ待た
ねばならなかった人生最長の待ち時間の
思い出の品です。つい先日のことだけど。
読み初めてすぐに、作者の自伝小説では??
と思い、更に読み進めるうちに、きっとそう
に違いない、と確信。
謎だった作者の素顔を知ることができました。
タイトルは、ちょっとしたお笑い草が由来で、
ストーリーに引っかけた掛け詞にもなっています。
面接官を務める男性社員の言動から垣間見えた組織の
実情に幻滅したり、奮起したり・・・
特殊な環境で育った旧家のお嬢様の就職活動が、
家族関係や友情に絡めて描かれています。
ところで!終盤登場した2人の若者は、前作「神去なあなあ」
のヨキとユウキの原型ではありませんか。
これには、興奮!・・・やっぱりモデルが居たのか~