2023年12月4日月曜日

竹田城跡

竹田城跡に行きました。
城跡に上る前に、蔵を7つ並べた
様な大きな施設でお昼ご飯を
食べました。運動不足の身には
かなりハードな道のりになり
そうな予感。

ここから現地ガイドさんに導かれて、山道を登ります。
途中の岩は「落ちない岩」で(い)が間違って付いたらしく、
本当は「おちないわ」となる筈だったらしい。
名前通り、合格祈願の岩として祭られています。
城壁が見えてきたよ。
全容はこんなに大きい。
↓は看板を撮影したものです。
今回は時間的に雲海に包まれた城跡は見れないけれど、
この景観を目的に大勢の人が訪れる様になりました。
到着。20分緩やかな上り坂の後更に20分急こう配を登って
やっと辿り着きました。我ながら、頑張った!!
竹田城の石垣はこのような野面積となっています。
野面積とは自然石を加工せずそのまま積み上げたもの。

天空の城と言われるだけあるね。
パノラマの隅に石垣を入れて。
600年ほど前に山名氏が築城し、太田垣氏の時代を経て、
豊臣秀吉が城代となり太田垣の竹田城は終焉しました。
次に桑山、赤松が城主となり、関ヶ原の戦い後に廃城となった歴史があります。
国破れて山河あり、城春にして草木深し
夏草や、兵どもが夢のあと・・・
なんて歌が浮かんで来たり。

こんな上空に南北400メートル、東西100メートルの曲輪を築くとは!!
スケールの大きさに、ぶったまげ~
一番高い場所、本丸の天守台に登ります。
アーチ形の橋が見える


ネス湖の古城を思わせます。神秘的だね~
石垣の角は算木積みで、石の長辺と短辺を交互に重ねて強度を
高めています。
石垣の中の大きな鏡石
日本のマチュピチュと呼ばれるのも分かる気がする。

山が花崗岩から成るため、石垣の石は現地調達出来たんだね。
それにしてもこの高さにこれだけの石垣を築くなんて、気が遠くなりそう。

下は作りかけの石垣。
説明有っての感慨もあり、
ボランティアガイドさんに感謝です。
山の色が素敵💛
登りと違って、下り坂は楽でいい♬
あれだけ苦労して上ったのに、あっという間に下山しました。
ヤギが居ます。草を食べてくれるので、助かるね。
山道は5Kmほどだけど、上り坂の5Kmはきつい。
少しはダイエットになったかな??

晩御飯を食べて帰りました。
石垣だけで、こんなにすごい!と思えるなんて。
その昔、どんなお城が建ってたんだろう。