久々の本のお話です。
前回の「ぐるりのこと」から、なんと、
3か月以上も経ってました。
新しく読む本がなくなってしまったので、
娘が小学生の時にサンタクロースから贈ら
れたナルニア国物語を部屋から拝借する
ことに。
7冊セットですが、娘は1巻と2巻しか読ま
なかった様で、残りの5冊はパッケージに
包まれたままでした。がっくり。
ファンタジー好きな娘が当時ドはまりして
いたハリーポッターに比べると、確かに
ちょっと物足りないかもね。
これはこれで、純真な子供たちがワクワク
しながらお話の世界に浸れるような素敵な
作品でしたが、この年にもなると、そうそう
夢中になれず、通勤電車の中で少しづつ読ん
でいたら、随分時間がかかってしまいました。
全巻冒頭にあるように、1巻1巻が独立した物語で、どれを
読んでもそれだけで面白く出来ていますが、これら全てが
繋がって、一大スペクタクルファンタジーを形成しています。
あとがきに「聖書を子供向きに分かりやすくアレンジして、
ファンタジー仕立てにした様なもの」とあります。
そうか、なるほど・・・
そう言った意味でも、幅広い年齢層に支持されそう。
バラバラに散らばっていたストーリーが、この巻でバッチリ繋がる
気持ち良さも手伝ってか、私が一番面白かったのは「魔術師のおい」
でした。
機会があれば、映画も見たいなあ・・・