2017年10月5日木曜日

本のお話267 ナルニア国物語

C.Sルイス ナルニア国物語

久々の本のお話です。
前回の「ぐるりのこと」から、なんと、
3か月以上も経ってました。

新しく読む本がなくなってしまったので、
娘が小学生の時にサンタクロースから贈ら
れたナルニア国物語を部屋から拝借する
ことに。

7冊セットですが、娘は1巻と2巻しか読ま
なかった様で、残りの5冊はパッケージに
包まれたままでした。がっくり。

ファンタジー好きな娘が当時ドはまりして
いたハリーポッターに比べると、確かに
ちょっと物足りないかもね。

これはこれで、純真な子供たちがワクワク
しながらお話の世界に浸れるような素敵な
作品でしたが、この年にもなると、そうそう
夢中になれず、通勤電車の中で少しづつ読ん
でいたら、随分時間がかかってしまいました。

全巻冒頭にあるように、1巻1巻が独立した物語で、どれを
読んでもそれだけで面白く出来ていますが、これら全てが
繋がって、一大スペクタクルファンタジーを形成しています。
あとがきに「聖書を子供向きに分かりやすくアレンジして、
ファンタジー仕立てにした様なもの」とあります。
そうか、なるほど・・・
そう言った意味でも、幅広い年齢層に支持されそう。

バラバラに散らばっていたストーリーが、この巻でバッチリ繋がる
気持ち良さも手伝ってか、私が一番面白かったのは「魔術師のおい」
でした。

機会があれば、映画も見たいなあ・・・