2019年9月24日火曜日

本のお話306 顔に降りかかる雨

桐野夏生第6弾 顔に降りかかる雨

これも、作者らしい怪しげなミステリー
でした。

彼女が描くのは、ブラックなヒロインと、
ホワイトなヒロイン、どちらもありで、
凛とした女性が多いけれど、この物語で
活躍するのは、好感の持てるホワイトな
ヒロインでした。
ここから、ちょっとだけネタバレ・・・
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どんでん返しに次ぐどんでん返しと書かれてある
裏表紙をうっかり読んでしまった💦
そうなると、誰でも犯人の予測がついてしまいます。
やっぱり裏表紙は、読むもんじゃない。
中には、相当進んだところまで書いてしまってるのも
あるもんね。