2026年1月12日月曜日

14長崎旅行4日目①軍艦島

ホテルの朝食バイキング。デザートは別腹((´∀`))
ドラマ「海に眠るダイヤモンド」を見て、俄然興味が湧いた軍艦島。
全容が戦艦土佐に似ていることから、軍艦島と呼ばれる様になりました。

そう言えば、軍艦島の話をしたら、「端島に行ったんですね」と
言った娘婿さん。さすが物知りだね!

大波止からフェリーに乗ります。
進行方向右側が良いとのことだったので、早くに並んで船室の右側席を
取りました。この日は暖かかったので、上のデッキ席が人気でした。
三菱重工業 長崎造船所のドック
自衛隊のイージス艦↓
横浜ベイブリッジと同じ斜張橋の女神大橋(左下)
中ノ島(右下)は当時、端島の住民が土や花を求めて
遊びに行ったり、亡くなった人を火葬する場所でした。
船内で軍艦島についての映像を見ながら
説明を聞いて予習できるのはありがたい♫

わっ!!軍艦島だ!!
波でフェリーが出せない事や、せっかく軍艦島近くまで来ても
上陸できないこともしばしばらしく、
一発上陸出来たのはラッキー!😃

この後の便は全て欠航でした。
どんどん近くなる。
到着しました~今から上陸!わくわくo(^-^)o

端島は周囲1200mという小さな海底炭鉱の島で、岸壁が島全体を覆っています。
エネルギーが石炭から石油に変わったことで炭鉱産業は衰退して閉山し、
永い眠りについていましたが、2015年に世界文化遺産に登録されました。
トンネルを抜けて
概略(パンフレットより)
端島では1810年に石炭が発見され、佐賀藩が小規模の採炭を行っていましたが、
1890年に三菱の経営となり、本格的海底炭鉱としての操業が開始されました。

出炭量の増加と共に人口も増加し、1916年には日本初の鉄筋コンクリート造の
高層集合住宅が建設され、最盛期には5300人もの人々が住みましたが、
1974年に閉山した後、無人島となりました。

84年に渡る人々の暮らしがここで営まれていたんだね。
感慨深い・・・

3つの見学広場を移動しながら、説明を聞きました。
         第一広場から~
↓丘の上の鉄筋コンクリート4階建は、
三菱の幹部職員用(台所と風呂付)高級集合住宅。
精選された石炭は下のベルトコンベアーで貯炭場に蓄えられ
石炭運搬船に積み込まれました。↓今は支柱を残すのみ。

第一広場から右方向を向くと小中学校↓が見えます。
小中学校には当時最先端だったエレベーターが設置されていたんだって。
小中学校の左の黒っぽい建物は鉱員社宅と保育園
   保育園は↓鉱員社宅の屋上にあるよ。
高級集合住宅と小中学校。

移動して第二広場から↓
赤煉瓦は総合事務所跡
鉱山施設は殆ど崩壊していますが、第二竪穴坑に行くための桟橋への
昇降階段部がかろうじて残っています↓(上と下の写真の右手)
赤レンガの右隣の四角い穴の奥が共同浴場で、
毎日鉱夫たちが作業後に汚れた体を洗っていました。
粗洗い用の浴槽で洗ってから、もう一つの浴槽に入りますが、
粗洗い用湯船の湯はいつもすぐに真っ黒になったそうです。

貯水槽と擁壁護岸
↓第三広場から



第三広場からは現存する日本最古の(当時最先端だった)
鉄筋コンクリートの集合住宅である30号棟が見えます。
(下写真中央の黒っぽい建物が30号棟でその左の白っぽい建物が31号棟)
ここを中心に公共施設や娯楽施設などが揃えられていました。
30号棟は鉱員社宅として建てられ、中庭に吹き抜け廊下と
階段があってロの字型になっていましたが、
崩落して今はコの字型になっているそうです。

近くには共同浴場や映画館などもありました。
ドラマのワンシーンが蘇る。
3つの見学広場からの見学を終えて、船に戻ります。
さっきボランティアガイドさんに教えてもらった
当時女性たちが歩いた社宅に繋がる地下道。
刻一刻と風化が進むため、二度と同じ状態では見られないとのこと。

帰りはデッキ席に座りました。
見学広場からは見えない北側をかなり時間をかけて
周遊しながらの説明が聞けます。このアングルが軍艦に見える!!
こちら側は台風の影響を受けやすいため、鉱員社宅が建ち並び、
台風の被害を受けにくい反対の南側に
坑道を含む炭鉱関連施設が集められました。

下写真の建物は全て鉱員の集合住宅。
台風の大波が建物全体を覆うこともあったらしく、
島民は大変だったんだね。

上写真右の高台に神社が見えますか?
左はアップ写真。

島内随一の繁華街、端島銀座から
伸びる地獄段と呼ばれる急勾配の
階段を上った頂上にこの端島神社
がありました。

毎日が危険と隣り合わせの鉱員たちに
とって神社は心の拠り所で、山神祭は
全島挙げて盛大に行われたそうです。
拝殿等は全て倒壊し、今はこの祠だけが残っています。

大波止港に帰ってきました。
港に置かれている下の船は、大河ドラマの龍馬伝の撮影で
使われたものだそうです。
また「海に眠るダイヤモンド」が見たくなりました。
フェリーの運航会社から下船時に上陸証明書をいただきました。