2025年4月7日月曜日

随心院

醍醐寺から程近い随心院は小野小町ゆかりのお寺です。
醍醐寺から歩ける距離だけど、ちょっと疲れ気味なので
バスで行くことにしました。

受付前には梅園があります。はねずの梅で有名な小野梅園だよ。
見頃を過ぎても充分キレイなのに、公開期間は既に終わっていて、
門は閉じられていました。
梅以外の蝋梅や連翹や雪柳も咲いてるのに、勿体ない。
入口前の小野小町歌碑
随心院は平安時代に創建された真言宗の寺です。
代々摂関家が住職を務めた門跡寺院で、本書院、奥書院では
狩野派絵師による襖絵を見ることができます。

ここから入ります。
玄関には小野小町の絵が飾られていました。

はねず人形
向こうに見えるのは薬医門

鐘楼
洛巽の苔寺と称される杉苔の庭園
小野小町の生涯を4時代に分けて描いた襖絵
広いお寺だね。
杉苔の庭園を逆方向からも。
小町堂とその内部
狩野派絵師による襖絵

さっきの小野梅園だ~

次は小野小町の文塚へ
道標のように、色んな人の歌碑が並んでいます。
並んだ歌碑を辿って行くと・・・・
神社が見えてきた。清瀧権現社の鳥居です。
鳥居の向こうに文塚がある様ですが、喪中なので鳥居を潜るのは止めにして
引き返します。
薬門門
文塚は諦めて、小野小町の化粧井戸に行こう!!
立て札に「この付近は小野小町の屋敷跡で、
井戸は小町が使用したものと伝う」と書かれてます。
         鏡代わりにして、この井戸に姿を映したそうです。
屈んで見たけど、顔は映らなかった(@@;)


再びさっきの梅園
             遠ざかる薬医門。さようなら随心院

小野小町は平安時代前期の人で、世界三大美人に数えられています。
和歌の名手として知られ六歌仙、三十六歌仙の一人で、
宮中で仕えを終えた後、この地で晩年を過ごしたと伝わります
・・・パンフレットより
ここは醍醐寺の近くのお寺なのに、醍醐寺の大変な人出に比べて、
参拝客は疎らで、驚くほどひっそりしています。穴場だ。
行きとは違うルートで帰りました。
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醍醐寺の桜は凄かったけど、三宝院の池泉鑑賞式庭園に限って言うと、
桜が殆ど無かったので、紅葉の景色が断然良かったなあ・・・

いっぱい歩いて疲れたので、近くの勧修寺に行くのはやめにしました。
たった2ヵ所のお寺巡りで疲れるなんて、年のせい?