2025年4月7日月曜日

醍醐寺~三宝院

そうだ、京都へ行こうキャンペーン
で注目を集め、京都花見ランキング
で一位に輝いた醍醐寺。

2020年の秋、三宝院の紅葉に感動
して、いつか絶対、桜の時期に
来ようと決めていました。

乗り継ぎ駅の展示ケースの生け花は、
変わった形の花器に生けられて
いました。醍醐駅からのバスは
空いてたのに、醍醐寺総門前は長蛇の列で、受付まで30分も並んだよ。
受付で3エリアのセット券を買いました。

三宝院へは、ここから入ります。
入ってすぐの部屋は富嶽の間
隣は「日・月海の間」
襖絵は三宝院庭園築庭400年を記念して描かれたそうです。
葵の間、勅使・秋草の間と続きます。

醍醐寺の塔頭の一つである三宝院は平安時代に創建されましたが、
応仁の乱で大きな被害を受け荒廃します。
後に秀吉によって催された醍醐の花見をきっかけに、
秀吉と秀頼の援助のもと復興されました。
             表書院から庭園を臨む



表書院 下段の間
               奥宸殿の醍醐の棚(隅の違い棚)は、 
修学院離宮の霞棚、桂離宮の桂棚と並び
天下の三大名棚と称されるそうです。

ここから奥は三宝院の拝観料に加えて更に料金が要ります。
階段状の渡り廊下の向こうは純浄館

      純浄館は、太閤秀吉が醍醐の花見で使用した建物を移築したもの。
紅葉絵と桜絵

下写真の四角い石は、庭園の中心に主人石として据えられた天下の名石で、
天下を治める者が所有する石として足利尊氏、織田信長、秀吉へと引き継がれて
来たそうです。
                   五社明神
純浄殿の下は水が流れ、庭園の池に繋がっています。
ここから舟が出せそう・・・
初めてこれを見た時、驚いたんだ。

     右端の奥、枯山水の3つの石は加賀の三石と呼ばれます↓
見えにくいけど鯉も居るよ
大玄関前の太閤枝垂れ桜




三宝院の外から見た唐門