2014年12月4日木曜日

本のお話173 真夜中は別の顔

シドニーシェルダン第6弾 真夜中は別の顔

ドラマや映画になるなどして、シドニーシェル
ダン作品の中で最も有名な物語だけあって、
とても良くできてました。

生い立ちから始まる二人の女性の物語が、
章毎交互に描かれています。
違うタイプの2人の女性の並行して展開する
各々の物語が、1人の男性を巡って交わっいきます。

シドニーシェルダン作品にはよく、輝くような美貌の女性や、
どうしようもないならず者の超美男子プレーボーイが登場しますが、
この物語もご多分に漏れずといったところで、その男女の美貌が
ストーリーにおいて大きな意味を持ちます。

ミステリーではないけど、最後にあっ!!と驚くどんでん返しが
2つもありました。

彼の作品には、悪にはそれなりの報いが待っているという
勧善懲悪の傾向があり、そんなところも気に入ってます。
その時代の社会情勢など物語の背景について精査されているのも
魅力の一つです。