宮部みゆき 第14弾 あかんべえ
これは幽霊ものであり、時代ものであり、ミステリーでもあるという
多ジャンル小説です。
板前を祖父と父に持つしっかり者で、心優しい12歳の少女おりんと、
おりんの前に現れる幽霊たちの物語で、料理屋を営むおりん一家を
巻き込んだ幽霊騒動が中心に描かれています。
おどろおどろしい内容の割には、前に載せたブレイブストーリーを
彷彿とさせるファンタジックな要素満載の物語でした。
最後に一挙に謎が解けて、まとめて解決する終わり方が、せわしなくて、
慌ただしかったなあ・・・