森村桂 12時の鐘が鳴るまで
前作の「それでも朝が来る」のその後のお話で、
作者の2回目のダンナとの結婚について書かれて
います。
再婚相手のM一郎氏は元旦那と違って、温厚で
気が長く、我儘な作者の全てを包み込む寛容さを
持ち合わせている優しい人で、その忍耐力には
感心するばかり。
あっ!!一つだけ、許し難いことが有ったけど、
ここでは触れないでおこう。
先のダンナが勝手気ままな人で、思いやりに欠ける
事を言ってもやっても、作者は下手に出てばかり
だったのに、優しい後の旦那に対しては感情の赴く
ままに、暴言を吐くわ邪険にするわで、読んでいて、
不愉快になることが度々でした。
でも、最後にその人に出会えて森村桂さんは、
幸せだったのですね。
M一郎氏も。