森村桂 ソビエトってどんな国
30年も昔、今より遥かに閉ざされた国だった当時の
ソ連に、テレビのレポーターとして訪れた森村桂さん
の現地体験談です。
一行の滞在国であるソ連が、資本主義国の日本と
あらゆる面で違うところから起こるハプニングや
トラブルを通じて、作者が戸惑ったり、学んだり、
「自由」について深く考えさせられたり、何よりも
庶民の温かさや優しさに触れて感動したことや、
大きな気付きを得た事が、エピソードと共に綴られて
います。
ついでに、スタッフの人達との微妙なすれ違いなども。
またじっくり読み直してみたい一冊です。