マーガレットミッチェル 風と共に去りぬ
30年以上前から持っていて、一番多く人に貸した本です。
世界的に有名なこの物語は、意外にも作者が書いたたった一つの
物語でした。
アトランタ生まれでアトランタ育ちの作者は、終生アトランタから
離れることは無かったと書かれています。
スカーレットオハラは、火の様に激しい気性の持ち主で、
我儘で負けず嫌いで、計算高いくせに衝動的で、異常に嫉妬深い等、
身近に居て欲しくない人、と誰もが思う程の強烈キャラクターですが、
物語のヒロインとしては、読者を引き付ける力があります。
作者が元新聞記者のためか、南北戦争についての記述が非常に多く、
戦況部分は、適当に斜め読みや飛ばし読みしてた記憶があります。
映画も良かったね。「タラのテーマ」が蘇る。