2015年3月9日月曜日

本のお話196 アンネの日記

アンネフランク アンネの日記

不朽の名作シリーズになってるね。

ずっと昔から持ってる本で、紙が変色して
います。

ナチスドイツの弾圧を逃れ、アムステルダム
移り住んだアンネ一家は、捕えられて収容所
送られるまでの2年以上もの間、恐怖と戦い
ながら息を潜め隠れ家生活を送ります。
その間にアンネが書き貯めた日記が、70年
以上経った今も、世界中の人々に読み継がれています。

アンネが13歳から2年間に渡って、友達に見立てた日記に、

日々の出来事や秘めた思いを、吐露するかの如く書き綴っていますが、
少女のアンネがあまりにも賢く、大人であることに驚かされます。

思いやりと信念、鋭い観察眼、自身がこうありたいと願う気持ち
将来の夢、異常な環境下での不安や葛藤が、卓越した文章に表れています。

ナチスドイツや戦争の罪過について考えさせられる作品ですが、過去の
出来事に留まらず、今も形を変えて世界の至る所で、多くの尊い命が
奪われ続けています。
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