シュリーマン 古代への情熱
シュリーマンは8歳の頃、お父さんから
もらった歴史物語で、伝説のトロイ戦争の
挿絵を見て、いつかトロイの都を発掘しよう
と決意します。
10数か国語をマスターして商人となり、資金
を作って夢を叶えたシュリーマンの自伝で、
トロイとミケーネの遺跡発掘についても詳しく
書かれています。
論文の様なちょっと堅い文体になってます。
シュリーマンは、架空とされていた都トロイや、
ホメロスの叙事詩に歌われる舞台を次々と発掘し、
それらが実在したことを証明します。
その一大ロマンに興味を引かれて読みました。
「きっとトロイは存在する」と子供心に感じた直観、
直観を信じて、ブレることなく持ち続けた夢、
夢を叶えるために重ねてきた努力、
血の滲むような努力で築きあげた財産、
全財産を投じて行った発掘の数々、
そして見つけた幻の都・・・・すごいね~~
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