沖縄旅行最後の朝食。こんなにいっぱい食べました。
ホテルバイキングも、おせち料理が何品か入ってます。
初日に行くつもりだった斎場御嶽は飛行機の到着時間の遅れと
レンタカー手続きで時間がずれ込んで行けなかったので、
帰る日真っ先に行くことに。絶対外せない斎場御嶽。
左上の建物で説明のVTRを見てから、
現地でお願いしたガイドさんと一緒に巡ります。
斎場御嶽は琉球王国最高の聖地です。
下の参道は琉球王国時代の国王の聖地巡礼の儀式(東御廻り)の際に、
斎場御嶽に向かう道として使われました。
入口まで行く途中に神の島、久高島遙拝所があります。
↓斎場御嶽の入口です。
ここより奥に進めるのは王府関係者に限られていたので、
一般の人は拝所を示す6つの香炉(立札の下)に拝んだそうです。
下の6つの石が拝所を示す香炉で、触れてはいけないと書かれてます。
↓香炉
最初の拝所 大庫理
前面に石畳の敷かれた祈りの場があります。
奥に香炉が見えます。
赤い立て札より奥は立入り禁止となっています。
奥の香炉
次が二つ目の拝所 寄満
世界中から交易品が集まる場所でした。
奥の香炉
アマダユルアシカヌビーの壺(手前)と
シキヨダユルアマガヌビーの壺(奥)
上の2本の鍾乳石から滴り落ちる聖なる水を受けるために2つの壺が置かれています。
今は動かせないように固めてあります。
二つの壺の中の水は神聖な水なので触れないでくださいと、立て札に書いてあります。
三庫理は2つの壺の隣の三角形の空間の奥で、最も神聖な場所とされています。
三庫理は2つの壺の隣の三角形の空間の奥で、最も神聖な場所とされています。
数年前までは岩の間を通って内側に入れたのに、今では柵の外からしか拝めません。
右壁に沿って置かれている香炉は全部で15個。
15個の香炉は、1470年の初代から1875年まで400年余に渡って
琉球王府の神事を担った15代の聞得大君の数です。
聞得大君とは神女の最高位で国王と王国全土を霊的に守護する存在で、
代々王族の女性が任命されてきました。
聞得大君が最高神職に就任する儀式を「御新下り」と言い、
首里における儀式を終え、いくつかの要所を経て、
斎場御嶽に入り数々の儀式を執り行いました。
聖水を額に付ける儀式で神霊を授かり、神と同格になったと伝えられています。
ガイドさんの話によると・・・・三角岩の奥の三庫理に入れなくなったのは、神聖な場所だからだけではなく、
岩の一部が剥がれ落ちたことがあり万一人に当たると危ないからでした。
他にも、外国人観光客にとって香炉というものが理解しがたく、
触ったり座ったりされたことがあったのも理由の一つらしい。
中まで入れる時に行っておけば良かったなあ・・・