2025年1月10日金曜日

沖縄⑪4日目~勝連城

 朝食バイキングを食べて、出発!!
朝から空は重い雲に覆われています。たまたまなのか、
朝は曇天でも徐々に晴れ、夕方は快晴の日が続いています。
下はホテルの部屋からの景色。どんより。
徐々に晴れることを期待して、
後で行く予定だった勝連城に先に行くことにしました。
勝連城には立派な施設が併設されています。

カートで運転手さんが阿麻和利の話をしながら、
城跡まで運んでくださいました。

トゥヌムトゥは神人の腰掛けで、年2回の祭祀の際に神人たちが腰かけるもの
と書かれています。腰かけた石が残っています。
階段を上がって二の曲輪へ

ガマがあります。
1458年に首里王府軍が攻め入り、難攻不落とされた勝連城も陥落します。
城主、阿麻和利はこのガマから脱出し、読谷村まで逃げ延びました。
ガマは↓の大きな木の左横


これから通る海中道路が眼下に見えます。
阿麻和利は勝連按司に仕えた後、若くして10代城主になると、
本土を始めとする対外貿易でこの地を大いに繁栄させました。
1458年宿敵の護佐丸を討ち、天下統一を夢見るも、
王府軍に攻め込まれて落城し、勝連城は廃城になるのです。

一の曲輪の玉ノミウヂ御嶽↓按司(地方の権力者)の守神を祀った拝所
火の神を祀った拝所
二の曲輪

三の曲輪 城門跡

四の曲輪には井戸が2つあり、一つは、いわく付きの縁結び井戸(左)、
もう一つは作物の出来を占う占いの井戸(右)

城の前に「あまわりパーク」という資料館を兼ねた立派な施設が在り、
勝連城の歴史が学べます。
アニメシアターで分かりやすく解説してくれるので、ここで予備知識を得てから
城跡に行けば、行く価値倍増間違いなし。↓あまわりパーク前
城の復元模型

勝連城だけでこのページが終わっちゃった💦
ごちゃごちゃ書き過ぎたかも。