山崎豊子myランキング4位は、「華麗なる一族」
今から40年以上も前に書かれた神戸の財閥、万俵家の物語で、
家長である主人公大介の野望を中心に、華やかさの裏にある一族の
ドロドロした人間模様が描かれています。
権謀術数を巡らして野望を遂げた冷酷極まりない大介が、最後には
自分のしてきたことに疑問を持ち、多少なりとも悔やまざるを
得なかった事と、大介の今後に暗雲が立ち込めている結末に、
読者は皆、溜飲を下げたのではないでしょうか??
読み始めるとぐんぐん引き込まれ、止められないくらい面白かったです。