2013年9月18日水曜日

本のお話72 火車

宮部みゆき第8弾 火車

娘が読んでる途中です。
これは「かしゃ」と読みます。

冒頭に「火車」とは火が燃えてる車で、生前に悪事
した亡者をのせて地獄に運ぶ車である、とあります。
火の車という言葉を連想させるこのタイトルは、物語の
核心を鋭く突いている気がします。

主人公の休職中の刑事本間が、遠縁の個人的な依頼
失踪女性捜すうちに、幾つかの不思議な事象
ぶち当たります。
本間は強い好奇心に突き動かされて踪女性の
足取り追い続け驚愕の真実に辿り着くのですが、
最後に、もうひと山待っていますよ。

生きて行く上で教訓になる物語なので、特に今時の若者にお勧めです。