宮部みゆき第8弾 火車
娘が読んでる途中です。
これは「かしゃ」と読みます。
冒頭に「火車」とは火が燃えてる車で、生前に悪事を
した亡者をのせて地獄に運ぶ車である、とあります。
火の車という言葉を連想させるこのタイトルは、物語の
核心を鋭く突いている気がします。
主人公の休職中の刑事本間が、遠縁の個人的な依頼
で失踪女性を捜すうちに、幾つかの不思議な事象に
ぶち当たります。
本間は強い好奇心に突き動かされて、失踪女性の
足取りを追い続け、驚愕の真実に辿り着くのですが、
最後に、もうひと山待っていますよ。
生きて行く上で教訓になる物語なので、特に今時の若者にお勧めです。