宮部みゆき 第11弾 R.P.G.
宮部作品はこれで11作目ですが、まだまだ。
それでも、作家歴30年を誇る作者の著書の
何分の1しか読んでいない筈ですが、大きな
賞を取った長編は、殆んど読んだかもね。
R.P.G.はロールプレイングゲームの略で、
物語の内容を反映して、上手く付けられた
タイトルです。
ざっくり言うと、大きなどんでん返しに小さな
どんでん返しが2つ付いてますが、予測できる範囲
にある大きなどんでん返しよりも、おまけの2つの
どんでん返しが、かなり意表を突いていて、これが
この作品をピカイチに仕上げてる感があります。