2016年4月19日火曜日

本のお話241 仮面病棟

知念実希人 仮面病棟

よく話題作を貸してくださる方から、お父さん
が借りて読んだ後、私も読ませてもらいました。
去年、火花を貸して下さった方です。

面白くて読みやすく、あっという間に読んで
しまいました。
満点のスリルとスピード感、そして単純明解
な表現が、読書離れした若者の心をも捉え
そうなところが、ジャンルは違えど、「リアル
鬼ごっこ」を思い出させます。

医師である作者は、ここ数年の間に多くの賞を受賞した
新進気鋭の医療ミステリー作家らしく、本業(?)の知識
経験が存分に生かされた作品でした。

帯に「怒涛のどんでん返し」と書いてあるのが最初に目に入って
しまったので、ミステリーにつきもののどんでん返しを最初から
意識しながら読むことに・・・

で、やっぱり、この人物か・・・って感じです。
ちょっと腑に落ちないところはあるけれど、細かい事は、まあいいか!!