2025年8月20日水曜日

開拓の村②

開拓の村で絶対に外せないのが
ニシン漁の漁家住宅、旧青山家。
外観は補修工事中です。

青山家は小樽沿岸を中心に
ニシン建網を経営した漁家です。

建網経営には、番屋を始め網倉、船倉の他、
海産干場、船入間など多くの施設や設備が必要でした。

ニシン漁場の建物が集約的に保存されているところは
非常に少ないこともあり、重要文化遺産に指定されました。
ここはマッサンの撮影に何度も使われました。覚えてるよ~~
喧嘩、口論、賭博の禁止などの規定が掲げられています。
下写真右が青山氏、
ニシン漁によって一代で財を成した叩き上げのサクセスストーリーです。
青山家住居と漁師の住まいは分けられていて、出入口も別でした。
             ピアノの部屋とお手洗いの天井
↓近くの旧秋山家漁家住宅
漁村を再現するために池が作られ、海に見立てています。
旧ソーケジュオマベツ駅逓所
駅逓は明治から昭和にかけて、荷物の搬送や郵便、宿泊などの
業務を行い、北海道の発展に大きな役割を果たしました。
観光客が来ると、お人形同志が会話を始めるよ。
旧納内屯田兵屋
北海道開墾に携わった屯田兵の暮らしが覗えます。
旧岩間家農家住宅は明治後期における
畑作農家の暮らしを展示しています。
旧田村家北誠館蚕種製造所
ここでは蚕種の製造販売を行いながら、多くの養蚕技術者を養成しました。
中に入ります。蚕棚と繭

奥の住居。
ガイドさんは市街地群、漁村群、農村群、
山村群の要所を2時間半掛けて案内してくださいました。
勉強になりました。ありがとうございます。

昼食後は、残りの時間で行き残した施設を周ろう。