2025年8月19日火曜日

ニッカウヰスキー余市

朝ドラ「マッサン」でお馴染みのニッカウヰスキー余市蒸留所に行きました。
無料のガイド付見学ツアーは予約開始からすぐに定員に達したため、
事前予約できずに来ましたが、ラッキーな事にキャンセルが出たらしく、
当日予約できました!

見学ツアーの集合時間までにミュージアムに行っておこう。
ミュージアム入口と入ってすぐのステンドグラス。

造り酒屋に生まれた竹鶴政孝の生涯と
ウイスキー造りの紆余曲折、愛妻リタとの暮らしが
偲ばれる展示が満載です。

最初のウイスキーが出来るまでの5年間を支えたのは
林檎ジュース造りでした。
ニッカウイスキーのニッカは、日本果実(株)の日果に由来します。
写真のすごい林檎の山。
1パックに6個の林檎を使う高品質のジュースでした。



ここから奥のエリアに入れるのは、ガイドツアー参加者だけ。
なんて広いんだ。緑がいっぱい


下のアーチの正門がガイドツアーの集合場所です。
赤い屋根がオシャレ

原材料からモルトウイスキーが出来るまでの工程を
それぞれの場所に移動しながら、ガイドさんが
簡潔に分かり易く説明してくださいました。

乾燥棟(キルン棟)
↓仕込み棟。
キルン棟で麦芽を乾燥させてピートの香りを付けた後、
仕込棟で糖化と発酵を行います。

そして蒸留棟で蒸留。 
蒸留棟には6つのポットスチルが並びます。
奥から3つめの少し後ろの小さいポットスチルは
竹鶴政孝が使っていた初代のもので、現在使われていません。

今も石炭で加熱して蒸留するんだって。
最後に貯蔵庫で熟成。
見えている樽はほんの一部で、奥までずっとあるんだよ。
敷地内でダントツに多い建物は貯蔵庫です。
↓貯蔵庫は細長く、ずっと向こうまで奥行きがある。

リタハウスと書かれてるこの建物は、旧研究所
下はニッカウヰスキーの前身の大日本果汁の旧事務所で
有形文化財に指定されています。

旧竹鶴邸
政孝とリタが暮らした私邸の復元
大きくて全容が入らないので2枚に分けました。
向かって左半分。
右半分
玄関フロアと竹鶴家で使われたティーセット
最後は3種類のウイスキーのサービスがありました。
普段お酒を飲まないのに、一気にこれだけ全部飲み干して、
フラフラになっちゃった(@@;)
左からアップルワイン、オールドスーパー、シングルモルト余市
アルコール度数それぞれ 22%、43%、45%
飲んだのは私だけ。
リタ’sキッチンで遅めの昼ご飯にしました。
全てのメニューが料理上手な彼女のレパートリーだそうです。

3皿を二人で分けて食べました。