デビュー作にして本屋大賞を受賞した湊かなえのベスト
セラーで、松たか子主演で映画化された「告白」。
ある殺人事件を、娘を殺された教師である母親と、身近な
女子クラスメイトと、教え子の2人の加害少年と、更には
加害少年の母と姉の6つの視点から描くという斬新で精巧な
ストーリー構成に、ただただ感心しました。
けれども、結末だけは主人公の女性教師に共感できなかった
なあ。
これは映画館に見に行ったのが先で、本を読んだのはもっと
後でした。なので、この本はまだよく覚えている方です。
映画化となると、時間の関係上、
原作の多くの部分を省略せざるを
得ず、それに伴う多少のストーリ
ー変更は避けられないものですが、
これは原作にかなり忠実に映像化
されていると思います。
湊かなえさんと言えば、放映中の
夜行観覧車、毎週ビデオに録画して
見ていま~す。