「翼」の前に読んだ2冊です。
私が好きなのは、長編小説。
物語の中に入り込めるのは、断然
長編小説です。普段、短編集は
あまり読まないけど、これは両方
共、短編集です。
倉橋由美子さんの「大人のための
残酷童話」は、今数えたらなんと
26話から成っています。
誰もが知ってる(知らないものも
ある)おとぎ話をモチーフに倉橋
由美子さんが辛口に脚色した大人
向けの創作童話集です。
「図書室の海」は娘の本ですが、
次に読むものを切らしていた時
に家で見つけて、娘に借りて読
みました。10話載ってます。
意味不明な部分が多く、人によって
色んな解釈が出来る不思議な本
でした。これが恩田ワールドと
呼ばれる所以なのか?と思ったら、
「他の小説の前話や番外編として、
繋がってるものが何編か有り、
それらの話は読んだ人にしか
わからない」と後で、娘から聞き
ました。
話題作「六番目の小夜子」は読んで
たので、その番外編のお話だけは分かりましたが。