2014年4月18日金曜日

本のお話106 ありのままで

五十嵐めぐみ 「ありのままで」

これもかなり前に買った本です。
女優五十嵐めぐみさんは、カメラマン
だった夫に先立たれ、2人の子供を
女手一つで育てられました。

大黒柱として一家を支える一方で、
子供の通う学校の活動に積極的に参加
ながら懸命に下の息子のハンディと
向き合い、療育に取り組んこられた
経緯が書かれています。

彼女は紆余曲折を経て、息子のハンディを公表
して具体的に説明することで、周囲に理解して
もらおうという心境に至りました。
子供にとって何が一番良いのかを模索しながら、
精いっぱいの努力されてきたのが伝わって
きました。

最後に「子供は神様からの預かりもので、神様が息子育てる
親として自分を選んで下さったと思うと、自分の中の負の感情が
消えて、どんな時も自然体でいられるようになった」締め
くくられています。