2014年4月22日火曜日

本のお話107 いのちのハードル

木藤潮香 いのちのハードル

沢尻エリカ主演の「1リットルの涙」は、私にとって
「アルジャーノンに花束を」と同じくらい大きな衝撃
を受けたドラマでした。

一人の少女が中学3年生で脊髄小脳変性症を発病して
から21歳まで書き続けた日記が「1リットルの涙」
として出版されました。
それが大きな反響を呼んで、ドラマ化されたようです。

これは、その少女木藤亜也さんのお母さんの手記で、
娘の発病と10年に渡る闘病生活や、その間に
出会った人達とのこと、亜也さんの念願だった本の
出版やドラマ化について書かれています。

肝心の「1リットルの涙」はどうした訳か見当たらないけれど、
ペンが持てなくなるまで書き続けるほど文章を書くのが大好きだった
亜也さんの日記や詩から、生きることへの溢れるほどの思いが
伝わってきたのを覚えています。
苦しみや悲しみの中にも、ポジティブな考えやユーモアが光ってました。

亜也さんは、素晴らしい感性を持った人でした。