乙武洋匡 プレゼント
「五体不満足」の乙武洋匡さんが自分を
モデルに、ユウタという少年が仲間と
過ごした小学生活最後の1年間を書いた
作品です。
ユウタが6年3組で、がっかりしたり、
うれしかったり、失敗して悲しかったり
トラブったりの様々な出来事を経て、
最後はクラスの一員として大役を果たし、
一回り大きく成長して小学校を巣立つ
という物語が、小学生向きの絵本になっています。
最後に乙武さんは、クラスのみんなは特別に自分に優しくして
くれたわけではなくケンカもした、それは仲間の一人だったからなんだ、
と書いておられました。
乙武さんは、先生やクラスの仲間たちに恵まれて幸せだったけれど、
きっと乙武さんの人柄や努力も大きかったのでしょう。
乙武さんが願うように、体が不自由な子供達が当たり前に、
みんなの中で学校生活が送れる、そんな世の中になるといいですね。