2014年11月14日金曜日

本のお話168 女医

シドニーシェルダン 女医

ずっと前に、妹からもらいました。

妹や母からもらった本は全部、貸してくれた
けど、返さなくて良いと言われたものです。

帯に書かれてある様に、読み始めると本が
閉じられなかった記憶があります。
これをきっかけに、シドニーシェルダン作品を
幾つか読むことになります。
私的にはこれが一番面白くて、他と一線を画していますが、
最初に読んだから新鮮に感じられたことが大きいかも。

仲良しの女性研修医3人を巡るそれぞれの事件が描かれています。
美貌の黒人研修医キャットが巻き込まれた事件は、日本でもドラマに
リメイクされた映画、「陽のあたる場所」を連想させます。

それにしても当時のアメリカの研修医の仕事のハードさは度を越していて、
こなせる人が本当に居るのか?と思う程です。
病院内で横行していた極端で明らさまな人種差別にも驚きました。