マイケルシファー 「ピースメーカー」
お父さんの本シリーズ。
本箱に眠っている何年も前に読んだ本をひっぱり
出してきて、感想を書いています。
ボスニアの外交官デユーサンが、自分から全てを
奪い去ったユーゴスラビア紛争の報復として、
核を強奪してニューヨークに持ち込み、大がかりな
テロを企てるお話です。
ユーゴ紛争の復讐の為に、罪のないニューヨーク市民
を巻き込むテロを企てるデューサンの身勝手さは
許し難く、どれだけもっともらしいことを言っても、
無関係の人達を巻き込もうとする時点で、説得力の
ない理不尽な話にしかなり得ません。
江戸の敵を長崎で討つな!と言いたい・・・
国防省情報局大佐のデヴォーと核物理学者でありホワイトハウス核兵器対策班の
ケリーが大活躍しますが、映画ではデヴォーをジョージクルーニーが、ケリーを
ニコールキッドマンが演じている様です。