2014年10月8日水曜日

本のお話157夜 キツネ山の夏休み

富安陽子 キツネ山の夏休み

子供が小学生の頃に読んだ本です。
遠い田舎のおばあちゃん宅で過ごす小学生ひさしの
波乱と冒険の夏休みが描かれています。

ひさしが、おばあちゃんの家に行く途中で出会った
娘さんが恐ろしい蜘蛛だったりお腹の出たおじ
さんがおばあちゃんと仲良しのだったり、友達
なった少年がキツネだった・・・
と、これも不思議なお話です。
キツネの少年は最も重要な登場人物で、この物語に
欠かせない存在です。

きれいな水の流れる川や蝉時雨の神社、緑の山々に青々と
した水田、縁側のある古い家が、子供の頃夏休みの大半を
過ごしたおばあちゃん田舎を彷彿とさせます。

これも大好きなファンタジーで思い入れがあり、子供の本だった

にも関わらず、ずっと私の手元に置いてます。