2013年3月23日土曜日

本のお話17 デセプションポイント

ダンブラウン著第3弾、デセプションポイント

デセプションポイントはロバートラングドンシリーズでは
ありません、と言っても、私がラングドンシリーズで
知ってるのは、「天使と悪魔」と「ダビンチコード」だけ
ですが。

デセプションポイントはアメリカ大統領選挙戦に、国の
機関であるNASAや国家偵察局や宇宙フロンティア財団
などを絡ませて、展開されるミステリー小説です。

ダビンチコード、天使と悪魔同様に、巻頭に著者注記が有って、
この小説にでてくる組織や科学技術は、全て事実に基づいて
いる、とされています。
それぞれの組織の内部や技術に関して、詳しく調べ上げられた
一般の人が知り得ることの無い情報が盛り込まれたすごい作品
でした。この人の小説に共通することですが。

当然のことですが、欺瞞は隠しきれるものではなく、出てくる
綻びを繕うために、次々と嘘や罪を重ねる羽目に陥り、
とんでもない事態を招くものですね。

ダンブラウンの作品の中で、一番面白かったかもしれません。
これは映画にならないのかな??