C館の骨組は、ラップやトイレットペーパーの芯でお馴染みの紙管です。
再生紙からできた紙管を世界で初めて恒久建築の構造材として
実用化したのは日本人の坂茂氏でした。
仮設建築から恒久的な公共施設まで、今では世界に根付きつつあります。
ブルーオーシャンドームは万博終了後、
モルディブ共和国の海洋リゾートに移設される予定です。
C館の天井は段ボール会社のレンゴーが古紙から作った紙管で出来ています。
椅子も
植物油と糖を原料にして天然酵母が発酵で生み出す
天然成分ソホロは環境に優しい第3の洗浄剤として注目される一方、
洗浄剤の枠を超える新機能が次々と発見されていると書いてあります。
セロファンが海を守るって、どういう事???
透明な紙と呼ばれるセロファンは段ボールと同じ木材由来で、
海藻を育てる種糸や魚の産卵床など、藻場再生にも貢献しているんだって。
最後は水と二酸化炭素に分解されるので、海のごみにならないらしい。
知らなかった!
同じ透明でも、ビニールとは全く違うんだね。
「里海珊瑚プロジェクト」のコーナーでは、
保全が必要な珊瑚を陸上で増やして海に還す取組みについて紹介しています。
大きな水槽がありました。
以下、映像より~
私たちの行動は海洋生物と沿岸の生物群、更には気象パターンを蝕んでいます。
気候変動が海の存在を脅かし・・・
未来の世代の為に私たちができることは何か?
サンゴ礁の破壊は魚類の個体数を減少させ、
人間の食糧システムに深刻な影響を及ぼします。
対策を講じなければ、サンゴ礁は2050年までに完全に消滅するかもしれない。
そして酸性化は、我々が呼吸に必要な酸素を海が生成することを阻みます。
海洋植物、特に植物プランクトンは地球に生命を吹き込んでいるのです。
海にとってのもう一つの脅威は、プラスチック汚染
どんなに時間が経っても、プラスチックが完全に分解されることはなく、
魚はそれらを摂取することで健康に悪影響を受けます。
近年の研究で、マイクロプラスチックが
食べ物や水、体内の臓器にまで存在していることが明らかに。
世界中でプラスチック廃棄物のうち、
リサイクルされているのはたったの9%!
プラスチック廃棄物は最終的に埋め立て地や海に流れ込み、
或いは焼却されて、有害な毒素を大気中に放出します。
私たちにできること、それはどんなに小さな行動でも
大きな変化の波へと繋がります。
それは↓
プラスチック製品の使用を控えること。
詰め替え可能なmyボトルを使うこと。
私たちが本気で、今すぐにでも危機感を持って
取り組むべき課題を突き付けられた気がしました。
ドームCのカフェスペースで販売されていた「海と山の超純水」は
混じり気のない海の塩と山の水を合わせた塩水で、
温or冷を選べるようになってます。
私は温かい方を選びましたが、冷たい塩水にすれば良かった。
少々高かったけど、体に良さげです。
ブルーオーシャンドーム、最高に良かった!!
素晴らしいパビリオンでした。
