2013年5月26日日曜日

本のお話36 おいコー3、4

村山由佳 おいしいコーヒーのいれ方
Ⅲ「彼女の朝」、Ⅳ「雪の降る音」

前回から2冊づつ載せていますが、
長くなるので適当に区切っている
だけで、本のタイトルの内容に
コメントを合わせていません
それぞれについて書いて行くと、
10冊もあるので、内容が大まか
にわかってしまうので、読もうと
思ってくれる人がいたら悪いかな
と思いまして・

今風のお話だけど、著者がⅠを
書いてから19年、Ⅳからは既に
14年経過しています。若者の
必需品の携帯電話がお話には登場
しなくて、外で使うのはもっぱら
公衆電話だったりするなど懐かし
く感じる部分が、ちょこちょこ
あります。(携帯電話は5巻目の
「緑の午後」でやっと登場)

主人公の勝利が小学生の時にお母
さんを亡くして以来、2人で暮ら
してきたお父さんが転勤になり、福岡に単身赴任する
ことになります。
偶然、いとこのお父さんもロンドンに転勤になって、
お母さんもお父さんに付いて行くことになったため、
両親不在のいとこ家で、一人っ子の勝利は、
いとこの姉のかれん、弟の丈と3人で暮らすこと
なり、この長い漫画の様なストーリー始まるのです。

勝利とかれんの物語となると、じゃあ、いとこ同士の
恋愛物語?って思うでしょうが、これにはちょっとした
事情があるのです。その辺りは触れないでおこう。