福井晴敏第3弾は、終戦のローレライ
これは何年も前に読んだので忘れて
いましたが、本棚から引っ張り出し
てみたら4冊から成り立っている
長編でした。こんなに長かったかな
??って感じです。序章と1章だけ
の1巻と、他の3巻とでは、本の
厚さが倍ほど違います。
吉川英治文学新人賞と日本冒険小説
大賞の2つを受賞して、映画にも
なったようですね。
太平洋戦争終戦間際の潜水艦を舞台にしたお話で、他の
3作品(前述の川の深さは、トゥエルブYO、亡国のイージス)
とは、時代背景も、微妙に何か雰囲気も違う気がします。
4作品中で、私はこれが一番よかったです。
さて、タイトルになっている特殊秘密兵器ローレライとは
何でしょう?
その正体は、トゥエルブY.Oのウルマのように、意外な
ものです。