福井晴敏、第4弾「亡国のイージス」
これは、終戦のローレライでも受賞した日本冒険協会小説大賞
の他、日本推理作家協会賞と大藪春彦賞の3つの賞をトリプル
受賞した福井晴敏の代表作です。4作中で、最初に読みました。
トリプルで賞を取るだけあって、流石!と思わせる大作で、
これも映画になりましたね。
真田広之は仙石伍長のイメージとは、体格からして全く違う
けど、如月行役の俳優の男の子は、イメージに近い感じでした。
亡国のイージス、終戦のローレライ、戦国自衛隊1549、の
3作品が一度に映画化され、同じ年に公開されたことで、
福井晴敏は注目を集め、そこから一気にスターダムに
のし上がったようです。
これらはあまりに軍事的で、あまりに哲学的なので、私の
好きなタイプの本とは全く違うけど、読んで損はないと思います。
知らない世界が垣間見えて、読書の幅が広がること間違いなし!
取り分け、マニアックな男の人にはたまらないでしょうね
(^_-)-☆